BitChannelSyntax

2008-12-21 00:28:39 +0900 (5799d); rev 2

BitChannel の文法を説明します。

BitChannel の文法は RD がベースです。 また他の Wiki に慣れているユーザを考慮して Wiki 互換文法 (オリジナル Wiki ベース) も取り入れました。

このページでは基本的な文法だけを紹介するので、 細かい点については BitChannelSyntaxDetail を参照してください。

キャプション

行の先頭に「=」を書くとキャプションが付きます。 イコール二つで大見出し、 三つで小見出しです。 「イコール一つ」はありません。

記述例

== 大見出しです
=== 小さい見出しです

結果

大見出しです

小さい見出しです

なおキャプション中では一切リンクは作れません。

段落

空行が段落区切りです。

リンク (1) WikiName

?WikiName」のように、大文字で始まる単語を二つ以上つなげたものを ?WikiName と言います。?WikiName は自動的に同名のページへのリンクになります。

リンク先のページがまだ存在しないときは「?」が付きます。 例えば ?NotExistPage のように。

新しいページを作りたいときはまずそのページの ?WikiName を書き、 次にそのリンクをたどって編集する、というのが定石です。 「新しいページを作る」という命令はありません。 → ?BitChannelPolicy

リンク (2) BracketName

基本的にリンクには ?WikiName を使うのですが、 どうしても ?WikiName でない単語をリンクにしたい場合もありえます。 そういうときは明示的に「この単語をリンクにしろ」と指定することができます。 こちらの方法では、二重の角括弧 [[ …… ]] で単語を囲みます。 たとえば

[[tDiary]]

のように。

結果: ?tDiary

他の Wiki ではこの ?BracketName を使うとどんな単語でも リンクにできることが多いのですが、 BitChannel では半角アルファベットと半角数字しか使えません。 それ以外の文字が入っているとリンクにならず、そのまま表示されます。

リンク (3) URL

URLっぽい文字列 (例えば http://i.loveruby.net) は 自動的にその URL へのリンクになります。

箇条書き

「*」で始まる行は箇条書きです。

記述例

* これが最初の項目。
* これは次の項目。

結果

  • これが最初の項目。
  • これは次の項目。

番号付き箇条書き

「(数字)」で始まる行は番号付き箇条書きです。 例えば「(1)」「(2)」「(3)」などを書きます。 ただし番号は意味を持ちません。 書いた順番に表示されます。

記述例

(0) これは最初の項目
(3) これは二番目の項目
(1) これは三番目の項目

結果

  1. これは最初の項目
  2. これは二番目の項目
  3. これは三番目の項目

定義リスト

「:」で始まる行は単語とその説明を対にして書くリストです。

記述例

: Alpha
    DEC の開発した RISC CPU。
    浮動小数点演算が特に速い。
: Pentium
    Intel の開発した CISC CPU。
    一般的なパソコンに入ってる。
: SPARC
    Sun の開発した RISC CPU。
    実際のとこ、たいして速くないだろ。

結果

Alpha
DEC の開発した RISC CPU。 浮動小数点演算が特に速い。
Pentium
Intel の開発した CISC CPU。 一般的なパソコンに入ってる。
SPARC
Sun の開発した RISC CPU。 実際のとこ、たいして速くないだろ。

表を書くときはまず行頭に「||」を書き、その後も項目ごとに「||」で区切ります。

記述例

|| CPU名    || 開発元
|| Alpha    || DEC
|| SPARC    || Sun Microsystems
|| Itenium  || Intel
|| Pentium  || Intel

結果

CPU名開発元
AlphaDEC
SPARCSun Microsystems
IteniumIntel
PentiumIntel

整形済テキスト

プログラムのソースコードなどで、 改行なども含めて書いたまま表示したいときは 行頭に空白を入れます。

記述例

    # very useful class
    class C
      def initialize
        ....
      end
    end

結果

# very useful class
class C
  def initialize
    ....
  end
end

引用

他の人の文章を引用するときには行頭に「""」と書きます。

記述例

"" さて、どのプラットフォームでもrubyのビルドは三段階に分かれている。
"" 即ちconfigure、make、make installだ。
"" make installはいいとして、configureとmakeの段階について解説しよう。

結果

さて、どのプラットフォームでもrubyのビルドは三段階に分かれている。 即ちconfigure、make、make installだ。 make installはいいとして、configureとmakeの段階について解説しよう。

エスケープ

段落の最初や途中で 「*」「#」「||」など特殊な役割のある文字を行頭に書きたいときは、 その前に「~」を置けば特殊効果をキャンセルできます。

「~」自体を行頭に書きたいときは「~~」と書いてください。

記述例

~* 普通はリストになるけど
~* ただの段落になるはず

結果

* 普通はリストになるけど * ただの段落になる

コメントボックス

行頭に [[ ]] で囲んだ #comment を書くと一行コメントボックスが作れます。

記述例

[[#comment]]
* 2008-12-21 00:28:38 +0900: ehvrihomy: NSikJpjTXkDQsm

結果

Name:

system revision 1.162