2004-04-24
[アイデンティティ]オンリーワン
とあるMatzにっきより。
しかし、この記事中のある一節 『一方で、そのままでいいと言われても、いまの自分はまだ何者でもない。 焦燥感もある。真のオンリー・ワンになる道は、ナンバー・ワンになるよりはるかに険しいこともわかっている。 』 を読んで、 『「真のオンリーワン」なんてものは結局ナンバーワンのことだ。 そんなこと言ってる人は「オンリーワン」のことが分かってない 』 と語った妻の言葉を聞いて、このことについて改めて考えてみた。
というわけで改めて考えてみる。
日ごろから思っているのは、いずれオレはナンバーワンになるということ。ずっと前からナンバーワンを目指しているし、おそらくなれるだろう。 しかし、身近な人間を見るとナンバーワンを目指している人間はすごく少ない。昔はなぜ目指さないのか理解できず人と話すたびに驚いたものだ。今は自分が「ナンバーワン」について人と違う捕らえ方をしていると知っているから驚くことはない。
ナンバーワン、ナンバーツーと順位をつけるからには明確な「ものさし」が必要だ。収入、身長などは「ものさし」になるし、スポーツの種目だってそれぞれがものさしだ。どのものさしにもナンバーワンが存在する。そして重要なのは世の中にはものさしが無限に存在するということだ。学校で順位をつけないという価値観があるようだが、学力に順位をつけたり偏差値で評価したりして競争させることはいいことだと思う。しかし学力が唯一の重要な「ものさし」であると教えることは絶対に間違っている。
オレは無限にあるものさしの中で最も自分の好きなものを選べばいい。そしてナンバーワンになる。つまりそれはオンリーワンだ。