2007-07-12
Rubyゲーム本について
まだまだ自分の中で消化し切れないので思うところを7回シリーズで書いてゆきます。
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Ruby/SDLは高速な描画能力と安定性を持っていて十分実用的であることは以前から知っていた。 これはRuby/SDLを直接触った人なら気づいていたことだと思う。 現代のパソコンならスピードだってたいした問題にならない。 グラフィカルなゲームの場合、ほとんどの負荷は映像描画にあるので Rubyレベルの負荷は心配するほど問題にならない。 だからちゃんとしたものを作ればそれなりのものができるだろうし、やればいつでもできるさ、 と思っていた。
というわけで実際にやってみた。 プロのデザイナにお願いして見栄えのいいグラフィックデータを描いてもらい、 オーソドックスなサンプルゲームを4つ実装した。
特に難しいことは何もやっていない。 Rubyの表現力を持ってすれば、従来の言語とは比べものにならないほど シンプルなサンプルソースを書けるという自信があったけど、 それはその通り実現できたと思う。
やればできるというのを実際にやってみた。 ただそれだけなんだけど、今考えてみると、 潜在的なRubyの可能性をちゃんとわかりやすい形で示すことには意味があるかもしれないね。